阪大生のお部屋探し体験談!
大阪大学生協マイルームでお部屋探しをした現役阪大生に、お部屋探しや入学後の一人暮らし生活について、お話を伺いました。

Aさん
法学部 2年生
#合格前予約 #オンライン型お部屋探し #豊中キャンパス周辺

Bさん
工学部 2年生
#合格後にお部屋探し #来場型お部屋探し #豊中から吹田に住み替え

Cさん
人間科学部 2年生
#合格前予約 #オンライン型お部屋探し #吹田キャンパス周辺

Aさん:父に丸投げしていました。父がマイルームのオンライン型のお部屋探しに参加し、2月の頭には合格前予約で部屋を確保してくれていました。

Bさん:合格発表後すぐにマイルームにいきました。自分の目で見て決めたかったのですが、受験勉強中に物件探しに時間を取るのが不安だったので、合格後にしました。家族みんなで選びました。

Cさん:実家がかなり遠方なので、お部屋探しはすべてオンライン上で行いました。共通テスト前から徐々にマイルームのパンフレットを参考にしながら部屋を探し始め、合格前予約で部屋を決定しました。合格前予約をしたことで、安心して受験に集中することができました。

Aさん:自分はセパレート(お風呂・トイレ別)希望くらいで、あとはこだわりなどなく、住めればいいと思っていました。地方出身で引っ越したこともほぼなかったので、自分にとって何が重要なのかわからないし、大阪のこともわからないし、一人暮らしのこともわからない、そのうえ受験勉強真っ只中で調べる時間も正直取りたくない、このような状況だったので父にお願いをしました。

Bさん:私は1年生だけ豊中で、2年生からは吹田に住み替える予定だったので、できるだけ安い且つ広い部屋という条件で物件を探しました。

Cさん:人間科学部は2回生の後期から吹田キャンパスに移るため、最初豊中キャンパスの近辺に住む人もいますが、私の場合は引っ越しの手続きを自分一人でできるかが不安だったこと、そして院進することを見越して、最初から吹田キャンパス付近で部屋を探しました。

Cさん:大学生協は学生との関わりが深い分、それ以外の不動産業者よりも学生のことを理解しているという印象がありました。管理もきちんとしているし、学生に寄り添っているイメージも持っていました。その大学生協がオススメする物件ということは、学生にとってかなり良い物件だと思いましたし、他にも阪大生が住んでいることと、何かあった時に大学生協に助けを求められる環境が安心感に繋がりました。何かトラブルがあっても助けを求められること、近隣トラブルを最小限にできることが大切だと思います。

Bさん:節約のため、引越しは業者と親の車で運びました。また、2年生からは吹田に住み替える予定だったので、初期費用を安くするために、入学時は冷蔵庫・洗濯機・ベッド等の必需品だけ揃えました。その後、吹田に住み替えた後にカーペットやテーブル等を買いました。

Aさん:自分はセパレート(お風呂・トイレ別)という希望をあげたのに、父が契約してくれた物件はそうではなくて、住み始めるまでは正直「まじか・・・」と思っていました(笑)。ですが、オートロックや管理人さん常駐、スーパーやコンビニが近くにあって住みやすい周辺環境など、いいところがたくさんある物件で、今ではここに住めて本当に良かったと思っています。

Bさん:私は石橋阪大前駅エリアに住んでいたので、交通の便は良かったと思います。ただ、部屋の中を見ずに決めたので、窓を開けても建物が近くにあり日光が入りにくい点や、壁から冷気が感じられ肌寒い点など、部屋の中に入ってから気づくこともありました。私はどちらも住み替えまで我慢しましたが、細かな点が気になる人は、部屋の中を見てから決めると良いと思います。

Cさん:私も実際に部屋を見ていなかったので、冷蔵庫のサイズがぎりぎりでした。冷蔵庫を置くスペースがかなり狭く、あと数センチ幅広なものを買っていたら置けなかったと思います(汗)。
ちなみに私は家電量販店で冷蔵庫を買ったんですが、後から大学生協なら一人暮らしサイズの家具家電を揃えられることを知りました。部屋と家具家電を別で選ぶのが面倒だなと思う人は、大学生協で一気に全部揃える方が楽だと思います。

Cさん:最初は正直困ったことばかりでした。家事が予想以上に大変で、自炊をしようとしたら冷蔵庫にそもそも食材がないとか(笑)。大学生活にまだ慣れていない4月や5月は特に大変でした。もっと親に感謝すべきだったと心から思いました。
ただ、何事も慣れていくもので、3ヶ月ほど経ったころには、洗濯物や洗い物を溜めたり、家に食べる物がなかったりというピンチな状況に陥いることが少なくなりました。近所のスーパーも色々回ってみて、お金の節約も頑張っています。一人暮らしになると良い意味でも悪い意味でも自由になるので、その分自分を律することを心がけています。

Aさん:自分が最も苦戦したのは自己管理です。家事は実家にいる間にある程度教わっていたので、生活面で困ることはありませんでしたが、時間面やタスクなどの管理は予想以上に大変で、初めはその不十分さに絶望すると思います。ですが、周りの大学生も大半ぐちゃぐちゃなので安心して大丈夫です(笑)。
大学生は暇なイメージもあるかと思いますが、むしろその逆で、とても忙しい日々が待っていることと思います。授業、課題、家事、サークル、バイト、やることがあまりに多すぎて、溜め込んでしまうことも多いです。ここで大事なのは、完璧を求めすぎないこと、自分を責めないこと、意外となんとかなること、毎日大学に行って頑張ってるだけで偉いこと、を自覚することです。
1日でできる家事は多くて3個です。何でもかんでもやろうとすると疲れてしまうし、ゆったりする時間も大事なので、「明日やろう」も許してあげて、ゆったり自分らしく過ごしていくのもすごく大事なことかなと思います。

Aさん:まず一番大事だと個人的に思ったのは、「保護者や周りの大人の意見を無視しない」ことです。やっぱり自分が住む部屋だし、自分の意見を通したい、自分の大好きな部屋に住みたい、という気持ちもわかります。もちろん住む本人の意見も重要です。
ですが、親の意見に全く聞き耳を持たず参考にもしようとしない、という姿勢をとっていると後々困ることが出てきやすいかな、と思いました。大人の方が自分より人生経験豊富だし、一人暮らしや物件選びを経験しているかもしれません。超初心者の自分より多くの視点を持ち、自分が気づけないような物件の利点欠点に気づき、条件の取捨選択や周囲環境について自分より的確な判断をするための材料を多く持っていると思います。積極的に意見を求め、いろんな要素をきちんと検討した上で部屋を決めるのが良いかなと思います。周りに「従う」とは思わなくていいです。周りの人と「一緒に」お部屋探しをして欲しいなと思います。

Cさん:受験勉強だけでなく一人暮らしのことも考えないといけないのは受験生にとって負担が大きいのは確かです。私も親にたくさん手伝ってもらったのですが、一人暮らしができる自信は受験生時代全くありませんでした。
そんな中、マイルームには個別の説明や契約に関する手厚いサポートなど、大変お世話になりました。電気、ガス、水道、スマホなど、住まいに付随して行う契約も多くあります。忙しいのが苦手な人は頼れる所は人に頼って、大学生協のサイトや住まいの情報誌を通した早めの情報収集をオススメします!

Aさん:思ったことをもう一つ。それは「部屋は広いだけが正義じゃない」です。自分は今六畳の部屋に住んでいますが、これ以上部屋を広くするのは逆に嫌だなと思っています。その理由は、部屋を広くするということは、つまり頻繁に掃除をし、その毎度の掃除も大掛かりなものになってしまう、ということだからです。
六畳と聞くとだいぶ狭くて住みにくい印象があるかもしれませんが、六畳あれば一人暮らしをするだけの家具は十分置けますし、コンパクトに部屋をまとめられるため、必要以上に物を置いてごちゃついたり、物を出しっぱなしにしておいたりすることも逆にできないです(物が散乱すると居住スペースがなくなってしまうため)。そして何より掃除が楽。掃除機じゃなくても、コロコロとクイックルワイパーで十分掃除できます。部屋のほとんどに目が届きますし、気になった時に気軽にさっと掃除できるので綺麗に保つことも比較的簡単だと思います。
狭いことは窮屈なだけでなく、自分の手の届く範囲で部屋の管理が済むので、初めての一人暮らし、掃除や整理整頓に少し不安がある方は、広いところよりも狭めのところで管理の負担を減らしながら住むのもいいのかなと思います。

Bさん:受験生の方は本番の日が少しずつ近づいてきて不安になることもあると思います。大学生活は本当に楽しいので、モチベーションを保ちながらなんとか乗りきってください!応援しています!新入生で引っ越しを考えられている方は、早めに物件を探しておくことをおすすめします。充実した学生生活が送れることを願ってます!

Aさん:
<新入生の皆さんへ>
新入生の皆さんは、阪大生としての学生生活をとても楽しみに、ここまで受験を乗り越えてこられたのだろうと思います。いろんな人と出会い、学び、刺激的な出来事を経験する、充実した四年間をこれからスタートさせるのだ、と期待していることと思います。ですが、実際の大学生活はそんなものではありません。その期待を遥かに上回るほど最高に楽しく充実した生活が待っています。入学する前には想像もつかなかった出来事をいくつも経験し、その素晴らしさに驚く毎日です。過度な期待をさせているつもりはありません。あなた方一人一人の大学生活には無限の可能性があります。
ただ、その可能性は自分が何か行動を起こしたときに開くものであり、何もしないと何も起きません。びっくりするくらい何も起きません。大学は「何もしない、起こさない」ことができてしまう環境です。自分も、入ろうなど一ミリも思っていなかった体育会部活に入部したこと、話したいと思った人にはとにかく自分から話しかけたこと、些細なことでもとにかくやってみたからここまで楽しい毎日を送ることができているのだと思います。
あなたの大学生活は、あなた次第で、つまらないものにも最高のものにもなりえます。ここからの新生活、自分から動いてみるといいことがたくさん起きるでしょう。皆さんの新生活を心から応援しております。共に阪大ライフを満喫しましょう!
<保護者の皆さんへ>
まずはここまでお子様のサポート、本当にお疲れ様です。応援の形は家庭ごとに異なると思いますが、どんな形であれ受験生本人にとって応援してくれる存在がいること自体がとても救いになりますし、苦しい受験生活の大きな助けになったことは確かだと思います。ここから大学生活がスタートし、心配になることも多くあると思いますが、程よく本人の自由を尊重しながらアドバイスや声掛けをしていただきたいなと思います。
一つ自分が思うのは、お子様が一人暮らしをする予定の場合、家事の練習をさせておくことを強くお勧めします!意外とできないものです…。










